お腹を計っている女性

脂肪を落としたいのになかなか痩せられない、そんな悩みを持っている方から注目を集めているのがリピトールという医薬品です。リピトールはダイエットに、どんな効果をもたらすのでしょうか。有効成分が持つ作用やメカニズムについて、詳しくチェックしていきましょう。

リピトールは脂質異常症の薬であり、その有効成分には血中脂質のバランスに作用する働きがあるとされています。脂質異常症とは、血液中の中性脂肪やコレステロールが通常よりも多い状態のことを指しています。コレステロールや中性脂肪は、体の働きを維持するために必要となる物質です。コレステロールは脂肪の消化吸収に関わっており、中性脂肪はエネルギー源として活用されています。健康に必要な物質ではありますが、過度に量が増えてしまうと、様々な病気の要因になってしまうのです。

脂質異常症によってリスクが高まる病気として、心筋梗塞や動脈硬化などが挙げられるでしょう。これらの病気にかかるリスクを抑えるためには、血中脂質のバランスを正常に戻すことが重要となります。血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させるためには、ダイエットによって痩せることが大切です。肉類など動物性食品の摂取を控えたり、糖分の多い菓子類を避けることで、血中脂質のバランスを整えることができるとされています。食生活を見直してもなかなかコレステロールが減らない、痩せることができないといった場合には、内服薬を使用した治療が行われるのが一般的です。薬の作用によって血液中の余分なコレステロールを減らし、バランスを整えていく形になります。

リピトールは、肝臓に働きかけることでコレステロールを減らす薬です。血液中に存在しているコレステロールのうち、およそ8割が肝臓から供給されるといわれています。肝臓によるコレステロールの供給を効果的に抑えることで、血中脂質のバランスが改善されるのです。リピトールの服用によってコレステロールの生成が抑えられると、肝臓は血中に存在しているコレステロールを回収するようになるといいます。このメカニズムによって、タンパク質に含まれている中性脂肪も減少し、血液中の脂質バランスが整えられるのです。

血中のコレステロールや中性脂肪が増えすぎた状態は、健康に様々なリスクをもたらします。食事制限や運動と並行してリピトールを服用すれば、より効率的にダイエットを成功させることができるでしょう。